2009-01-01から1年間の記事一覧
あの頃望んだことは全て手に入れた。 そうすれば幸せになれるんだと思っていた。 それでも心が満たされるとは限らない現実を、学んだ。
極端に落ち込むこともない代わりに、 心が弾むこともない日々。 山も谷もない道は、果てしなくて気が遠くなる。
上を見なければ、気付かないままでいるところだった。 まっ黄色のイチョウの並木道と、真っ青な快晴に。
一人でどうにかしようとするより、 素直に頼った方が、相手が喜んでくれた。
見上げれば、木々が赤や黄色の服に衣替え。 ああもう落ち葉を踏んで歩く季節なんだ。
「君の生き方に興味がある」 何て素敵な殺し文句だろう。
『周囲の誰かが生きてと願ってくれるから』 ではなく、 自分の意思で、自分の為に、自分の力で生きられるようになりたい。
叶わなくてもいいから追いかけようと決めた瞬間、 心がとても楽になった。
どんな手段でもいい。 どんなにぼろぼろでもいい。 生きてさえいてくれたら。
例え喧嘩でも罵り合いでもいいんだ。 ちゃんとぶつかり合おう。 それすらしようとしない姿勢は、ずるい。
自分がどんな深呼吸をして来たか、たまに振り返って見るのも必要みたいだ。 古いものが、新しい気付きをくれたりするから。
節操なしになるべきだ。 何がどんな道に繋がるかなんて分からないんだから。
ねえ、僕が生きたら、君は泣いてくれる?
もしも、 スイッチを切るように生死が簡単なものなら、 僕は今頃どっちを選んでいるのだろう。
上には上がいる。 下には下がある。泣きッ面には蜂がつきものなんだ。
とてもせっぱ詰まった心境の時、不意に、見知らぬ人の優しさに触れた。 涙が出そうになった。 自分もいつか、誰かに優しさを返さなければと思った。
「こらっ、見ちゃいけません!」みたいなこと言うお母さん。 あなたの方がよっぽど失礼です。
ごめんなさいを素直に言うと負ける気がするのはどうしてかなぁ。 そんな意地がある時点で既に負けなのになぁ。
怪我をしたことを、痛いということを、 もう一度怪我をしてみせることでしか、伝えられない。
死にたがりが治りません。 なので、死ぬまで共存しようと思います。
本当の自分、とかいうやつを探すなら、 遠く離れた場所に行くより、周りの人に聞いてみた方が早いよ。
あなたが僕に、駄目なところや弱いところを見せたとしても、 僕はあなたを、駄目だとか弱いとか思わない。
私なんか私なんか、っていつも口にしてると 本当に『その程度』の扱いしかされなくなる。 自分が口にすることは全部、他人の無意識に刷り込まれるのだから。
苺が旬だよ。 暖めた牛乳に砂糖と溶かすと甘くて美味しいよ。 少し肌寒い夜は、そろそろ季節はずれのコンビニの肉まんを食べながら帰ろう。 幸せになれない、と言う人に教えてあげたい。
『悲劇のヒロイン気取るな』と言いたがる人は、 その人自身が、正義のヒーローを気取っている。
神が人をお作りになった。 という話を人が作っただけ。 だから、そんな空想にすがりすぎないように、と言いたくなる
I love you を、 ある人は『月が綺麗ですね』と訳した。 ある人は『私は死んでもいい』と訳した。 言葉にならない想いは、どんな言葉を使ったっていいんだ。
「お揃いで買ったカップの片方が割れちゃった」 「あら」 「何だか寂しくなった」 「じゃあ、残った方のカップで一緒に飲もうよ。美味しい紅茶を淹れてくれる?」
四葉のクローバーを見つけた。 でも、触らないでおいた。 また、誰かが見つければいいと思った。
お腹が空いたなぁとか、 眠いから横になりたいなぁとか、 そういうごく自然な欲求なんです。 「あなたに会いたいなぁ」って。