『世界』はどうにでもなるが、 『他人』はどうにもならない。
見下してばかりいる人は可哀想だ。 下ばっかりみて空が見えないんだもの。
あの頃望んだことは全て手に入れた。 そうすれば幸せになれるんだと思っていた。 それでも心が満たされるとは限らない現実を、学んだ。
極端に落ち込むこともない代わりに、 心が弾むこともない日々。 山も谷もない道は、果てしなくて気が遠くなる。
上を見なければ、気付かないままでいるところだった。 まっ黄色のイチョウの並木道と、真っ青な快晴に。
一人でどうにかしようとするより、 素直に頼った方が、相手が喜んでくれた。
見上げれば、木々が赤や黄色の服に衣替え。 ああもう落ち葉を踏んで歩く季節なんだ。
「君の生き方に興味がある」 何て素敵な殺し文句だろう。
『周囲の誰かが生きてと願ってくれるから』 ではなく、 自分の意思で、自分の為に、自分の力で生きられるようになりたい。
叶わなくてもいいから追いかけようと決めた瞬間、 心がとても楽になった。
どんな手段でもいい。 どんなにぼろぼろでもいい。 生きてさえいてくれたら。
例え喧嘩でも罵り合いでもいいんだ。 ちゃんとぶつかり合おう。 それすらしようとしない姿勢は、ずるい。
自分がどんな深呼吸をして来たか、たまに振り返って見るのも必要みたいだ。 古いものが、新しい気付きをくれたりするから。
節操なしになるべきだ。 何がどんな道に繋がるかなんて分からないんだから。
ねえ、僕が生きたら、君は泣いてくれる?
もしも、 スイッチを切るように生死が簡単なものなら、 僕は今頃どっちを選んでいるのだろう。
上には上がいる。 下には下がある。泣きッ面には蜂がつきものなんだ。
とてもせっぱ詰まった心境の時、不意に、見知らぬ人の優しさに触れた。 涙が出そうになった。 自分もいつか、誰かに優しさを返さなければと思った。
「こらっ、見ちゃいけません!」みたいなこと言うお母さん。 あなたの方がよっぽど失礼です。
ごめんなさいを素直に言うと負ける気がするのはどうしてかなぁ。 そんな意地がある時点で既に負けなのになぁ。
怪我をしたことを、痛いということを、 もう一度怪我をしてみせることでしか、伝えられない。
死にたがりが治りません。 なので、死ぬまで共存しようと思います。
本当の自分、とかいうやつを探すなら、 遠く離れた場所に行くより、周りの人に聞いてみた方が早いよ。
あなたが僕に、駄目なところや弱いところを見せたとしても、 僕はあなたを、駄目だとか弱いとか思わない。
私なんか私なんか、っていつも口にしてると 本当に『その程度』の扱いしかされなくなる。 自分が口にすることは全部、他人の無意識に刷り込まれるのだから。
苺が旬だよ。 暖めた牛乳に砂糖と溶かすと甘くて美味しいよ。 少し肌寒い夜は、そろそろ季節はずれのコンビニの肉まんを食べながら帰ろう。 幸せになれない、と言う人に教えてあげたい。
『悲劇のヒロイン気取るな』と言いたがる人は、 その人自身が、正義のヒーローを気取っている。
神が人をお作りになった。 という話を人が作っただけ。 だから、そんな空想にすがりすぎないように、と言いたくなる
I love you を、 ある人は『月が綺麗ですね』と訳した。 ある人は『私は死んでもいい』と訳した。 言葉にならない想いは、どんな言葉を使ったっていいんだ。
「お揃いで買ったカップの片方が割れちゃった」 「あら」 「何だか寂しくなった」 「じゃあ、残った方のカップで一緒に飲もうよ。美味しい紅茶を淹れてくれる?」