傷は塞がるけれど、 傷痕は消えない。 せめて慈しんでやろうじゃないか。

困っている人に手を貸すのは当たり前。 助けられた時に「ありがとう」を伝えるのも、 同じく当たり前。

知らない人にも 「大丈夫ですか？」と 声をかけられる人間になろう、と決めた。 理由は単純。 昨日、知らない人からの「大丈夫ですか？」に救われたから。 貰った優しさを、広げて行かなきゃね。

光はいらない。 乾きすぎてしまった人達に、 せめて、日陰を。

暑い。痛い。きつい。眠い。疲れた。 ああ。生きてる。

真っ白なものは、 綺麗なんじゃなくて、 もしかすると、白く汚れているだけかもしれないから、 よく見てみなさい、と自分に言い聞かせます。

食事は全ての基本ですが、 食べたくない時に無理矢理食べるもんでもないのです。

見えない所にこそ力を入れる、というのは、 まず、見える所に当たり前に力を注ぐというのが前提。

自分を殺す為に人を殺す神経。 まだ倒れている人がいる中で『写メ』を撮る人の神経。 理解は出来ないけど、どちらも恐いことだけは間違いない。

とりあえず、やってみればいいじゃん。 出来るか出来ないかはどうでもいいから、

心身を清める、というのは、 まず汗や血や泥にまみれるほどの行為がなければ、 理解も実感も実行も出来ないことだと思うんだ。

会いたい人に会える前の晩、 微かな緊張と期待にざわめく胸中を抑えて、 今日は早く寝よう、とベッドに入る。 多分これが、『生活に張りが出る』ってやつなんだろうね。

急にネットが繋がらなくなるのは、 デジタルの世界とじゃなくて、生身の人間と繋がりなさいよっていう、 メッセージみたいなものなんだろうなぁと思ってみたり。 多分、去年死んだじいちゃん辺りからの。